放射線に負けない食事
1945年8月9日長崎に原爆が投下されました。
爆心地からたった1.8キロのところで当時聖サンフランシスコ病院医長であった秋月振一郎博士と病院関係者は全員被爆しました。
しかし、誰も原爆症になることなく助かったそうです。
その理由は
玄米、味噌汁、野菜、海藻などの伝統的な日本食を摂ることによって体内の毒物を排出することができたからなのでした。
これはまさにマクロビオティックの食事ですね。
「爆弾をうけた人には塩がいい。
玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。
塩辛い味噌汁を毎日食べさせろ。
砂糖は絶対にいかんぞ。」
秋月振一郎著 「死の同心円―長崎被爆医師の記録」講談社刊 絶版
玄米としょっぱいもの=自然製法の塩、味噌、醤油、そしてたっぷりのごま塩。 海藻、焼いた梅干、昆布もいいです。
五行陰陽でいう「鹹味(塩辛さ)=ミネラル」がキーワードですね。
五行陰陽の考え方では塩分を薄めてしまう水分はなるべく減らすことと、極陰性で拡散飛散作用がある砂糖は厳禁。
砂糖、小麦粉、牛乳を飲まないようにすることで放射能被害の症状悪化はふせげるようです。
放射能の不安や物資不足が騒がれる中、この状況で一番の助けとなるのが玄米と塩気だとしたらとてもシンプルです。つまり、普段のマクロビオティックの食事に塩分強めにするだけで対処できるわけですから、体も心も不足感に脅かされる必要はなくなります。
「雨ニモマケズ」の宮沢賢治の食事「玄米と味噌と少しの野菜」そのものですね。
秋月博士の体験したことが下記ページでご紹介されていますので、ご参照ください。
→原爆で被爆しても原爆症が出なかった人たち—3
そして、惣兵衛米が食べられるソーベーズカフェではミネラルにこだわっています。
生産者によって野菜や食材のエネルギー値が違いますから、なかなか有機や無農薬の食材が手に入りにくい方にはオーナーのマクロビオティックの師匠・岡部賢二先生が太鼓判を押した「十蒸十瀑黒人参」という漢方サプリ、70種類もの天然ミネラルがつまった「NALBALu(ナルバル)みねらる」と行ったサポート食品もご用意して、皆様にご好評いただいております。
その岡部賢二先生に今回の東日本震災に弊社に寄稿していただきましたので、こちらもご参考にしてください。
岡部賢二
放射線の害が問題化していますが、どのような対策によってその害から身を守ることができるのでしょうか。
放射線の問題点は、それを過剰に浴びると甲状腺ガンや白血病を招いたりすることです。まだ、成長段階にある細胞が放射線を受けると、遺伝子が損傷し、プログラムミスによりガンや奇形といった成長・発育障害が引き起こされます。ですから、大人よりも子供にその害が出やすいということになります。また、放射線により大量の活性酸素が発生することで、血液や細胞、血管の油に過酸化脂質というサビがとりついて、それらの機能の低下を招き、生活習慣病などの老化現象が起こりやすくなることです。
陰性の性質は「冷やす」、「ゆるめる」、「溶かす」働きなどで代表されます。言葉を換えれば、広がって行こうとする拡散性や遠心性と見ることができます。それに対して陽性の性質とは「温める」、「しめる」、「固める」働きに象徴されます。言い換えると縮こまって行こうとする収縮性や求心性ととらえることができます。
この陰陽の尺度をつかって放射線を見ていくとその対策を講じることができます。
放射線の性質は、物を透過して遠くに広がろうとする強力な拡散性です。ですから原爆症は、爪や皮膚が溶けてケロイド化し、毛穴が開いて髪の毛が抜けたり、原爆の場合は熱線によって一瞬で体が溶けて揮発してしまうという点です。放射線治療などで被曝した場合は、赤血球や免疫細胞が溶けて貧血の傾向や白血病が起きたり、腸がゆるんで便秘をしたり、体が冷えてだるくなったり、髪の毛が抜けたりといった陰性化した症状が現れます。
この時に、陰性の強い砂糖を含む食べ物や、果物、アルコールなどを摂取すると、非常に危険であるということです。反対に塩は砂糖と比べると陽性で収縮性が強く、きゅうりやナスを塩でもんだり、塩漬けしておくと縮んでいきます。ですからこの塩を上手に使うことで、放射線から身を守ることができるのです。30cmの塩の壁を造ると放射線は透過できないといわれています。人間の場合も同様で、海水を煮詰めて作ったよい塩気をしっかり補給して体内に循環させておけば、放射線の害からかなり身を守ることができます。
また、アミノ酸やクエン酸などの酸には放射線を排泄する力があるといわれています。ですから塩気で放射線をブロックし、酸で排泄すればよいわけです。そこで注目されているのが伝統製法の味噌や梅干し、醤油、漬物といった発酵食品です。それらの食品には塩気とアミノ酸、クエン酸などの酸の両方が含まれるので、放射線対策にぴったりの食品です。実際、味噌のジコピリン酸に放射性物質を排泄する働きが強いことが報告されています。チェルノブイリ原発で事故が発生した当時、ヨーロッパの自然食愛好家の間で味噌を食べようという運動がおこり、日本から大量の味噌が援助物資として送られたそうです。
さらに、海藻のヨードにも放射線の害から身を守る働きがあることが知られており、原子力発電所でもヨード剤が配備されているそうです。ですから昆布でダシをとり、ワカメやフノリを入れた味噌汁であれば、放射線対策に抜群の威力を発揮できるはずです。昆布の黒焼きもよいでしょう。放射線治療やレントゲン検査を受ける前は味噌汁や梅醤番茶、鉄火味噌、梅干し、ごま塩等を、飲んだり食べたりしておくとその害から身体を守ることができます。
玄米を火で焼きしめて陽性化した黒炒り玄米に少しの塩か梅干しを入れて煮だした黒炒り玄米スープにも、陰性な放射線を吸着する働きがあります。コバルトを照射してが出ないように加工された玉ねぎやじゃがいもなどの照射食品に対抗するためには、時々、このようなスープを飲んで身体を浄化しておくとよいでしょう。また梅干しを焼きしめて作った梅干しの黒焼きも常備しておくと、放射能漏れ事故が起きた時などに役に立つと思います。
このような伝統食品を活用して放射線に負けない身体づくりをしていきましょう。
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